1996年3月1日金曜日

移り行く日常


 世紀末な世の中だそうだ。
勿論、あと5年で21世紀なのだから、当たり前だ。
しかし、だからと言って何が変わるのか?
インターネットによって日々の生活は本当に変わったのか。
人は社会的な生き物だし、社会は人がつくるものだ。
当然技術は進歩するが、社会はそう激変しない。
それは非常に緩慢で、常に移り行く表層以外は誰も気づかない。
そして、変化に気づいた時は、それは過ぎ去った過去なのだ。