2003年11月25日火曜日

壁は自分で作ってしまうものなのだ


今では例えゲームとはいえ、海外の人と交流する機会がある。
しかし、それを怖れてしまってはせっかくの機会を無に帰す事が往々にしておこるものだ。
 先日、やっと大変だった仕事を終えて、今はまっているネットワークゲームFinalFantasyXI で久々にパーティーを組んだ。
 どうせなので、北米の人達のパーティーに参加してみる事にした。
 ついこの間このゲームでは北米版 が公開され、海外で日本語版を輸入してプレイしていたコアなゲーム層以外にもサーバが開かれた。
 特徴は時差を利用してサーバの負荷を均一に点だが、同時に利用者にとっては今までの事例とは違った他国の人々と同じサーバーでプレイする環境となった。
 それに関する様々な事柄のアナウンスをしなかったサービス提供者としてのスクエアエニックスの姿勢にはかなり問題があるが、ネットワークゲームとしての環境はそれぞれにとって異国の言葉が飛び交う興味深いものとなった。
 しかし、残念ながら英語に尻込みし、無反応でやり過ごそうとする日本側と、英語専用のベータサーバから事前に本運用時は日本語環境との混合サーバーであるというアナウンスが一切されなかった混乱した英語版のユーザーの差は少々埋めがたいものとなっている。
 聞くと向こうからの問いかけにも無言で通す人もいるようだ。
 この機会を肯定的にとらえるのが冴えたやり方だと思うのだが。