2012年5月31日木曜日

ドロップハンドル

微妙に使い辛い点があったブルホーンバーをより掴む場所が増えるドロップハンドルに変えてみた。
SalsaのWoodchipper2というマウンテンドロップバーだ。
(リンク先はWoodchipperと"2"が付かないがカタログ値は一緒なのでマイナーチェンジだろう)
一般的なドロップハンドルとは違い正面や上から見た時にハンドルがハの字に開いているのが特徴のマウンテンドロップと呼ばれるタイプで、さらにこれはリーチもドロップもコンパクトだがエンドが長い。
おかげで交換早々エンドを引っ掛けてバーテープを切ってしまった。
余っていたテープを捨てていなかったのでごまかしたが、どうせエンド部はシフトやブレーキが使えないので今度バーテープを交換するタイミングで2〜3cmほど切ろうと思う。

2012年3月27日火曜日

FinalCut、exFATにつまづく

レンダリング後に“見つかりません”と素っ気ないダイアログが出てくるだけのFinalCutユーザーなら必ずと言っていいほど遭遇する原因不明のエラー。
対処としては再度レンダリングをかけてみるとか、新たにタイムラインを作って丸々コピーする、メディアの再接続をする等があるが、今回は再インストールを含め様々な事を試しても解決せず昨日今日とハマってしまった。
幸い予備機の方では問題無かったので何とかなったのではあるが、今になって原因が分かった。
普通に読み書き出来ていたので気づかなかったのだが、実は渡された作業用ディスクが理由が様々あってexFATでフォーマットされたものだった。
レンダリングファイルの置き場所を他のドライブに振ってやる事で解決。
メインマシンのi7機ではNGなのに環境は揃えてある予備のC2D機では何故問題無かったのかは気になるが、原因と回避法を見つけたので良しとする。
Windowsとの混在環境でのファイルのやり取りに便利なexFATだがちょっとした落とし穴を見つけてしまった。

2012年3月16日金曜日

「南極点のピアピア動画」

ちょっと気になっていた野尻抱介氏の「南極点のピアピア動画」を読了。
表紙と題名から察せるように、初音ミクニコニコ動画をモチーフとして書かれたSFだが、一言で感想を言うと「今のSFだよなぁ」という感じ。
この“今”というのは“今時の〜”というような軽い感じでは無く、今この時のこの状態を肌で感じている今生きているからこそ共感出来る未来感。
ちょっと大げさに言ってみればヴェルヌの本は面白いが現代では衒学的な文言がちょっとくどいシーンがあるけれど、当時とすればそれが「今のSF感」だった様に。
だから結構ハードコアなSFだけれどもSF者以外への敷居も低く、ネット文化に触れている人なら楽しめる本になっている。