2012年3月27日火曜日

FinalCut、exFATにつまづく

レンダリング後に“見つかりません”と素っ気ないダイアログが出てくるだけのFinalCutユーザーなら必ずと言っていいほど遭遇する原因不明のエラー。
対処としては再度レンダリングをかけてみるとか、新たにタイムラインを作って丸々コピーする、メディアの再接続をする等があるが、今回は再インストールを含め様々な事を試しても解決せず昨日今日とハマってしまった。
幸い予備機の方では問題無かったので何とかなったのではあるが、今になって原因が分かった。
普通に読み書き出来ていたので気づかなかったのだが、実は渡された作業用ディスクが理由が様々あってexFATでフォーマットされたものだった。
レンダリングファイルの置き場所を他のドライブに振ってやる事で解決。
メインマシンのi7機ではNGなのに環境は揃えてある予備のC2D機では何故問題無かったのかは気になるが、原因と回避法を見つけたので良しとする。
Windowsとの混在環境でのファイルのやり取りに便利なexFATだがちょっとした落とし穴を見つけてしまった。

2 件のコメント:

  1. 私も同じ問題が起きており、検索をかけていたら当ページに来ました。

    FCP7でプロジェクトデータをexFATにしたハードディスクに映したらメディアがオフラインになってしまいました。
    どうしようもないエラーなんでしょうか・・・

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    1. “見つかりません”というエラーはFCP7のレンダリングファイルのファイル名の扱いに問題があるようで、英数字以外のファイル名を使うと発生しやすいです。
      レンダリングファイルの名前はシーケンス名にユニークな文字列を足したものですが、シーケンス名が長い場合に内部でユニコードで扱っているそれを文字単位ではなく途中で切ってしまっている為に発生しているようです。
      exFATでこの問題が確実に起こってしまう(私の場合、予備機では発生しなかったので断言はできませんが)のはexFATとHFS+とで当然ながら違う内部の仕様の差で生じているものと思われます。
      (さらに推測を重ねるとOS XのUnicodeの扱いも絡んでいるようです)
      現在、既にFCP7のサポートもメンテナンスも終了している為、ユーザーとしては気をつけるくらいの位の対処しかないのが現状です。

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