2008年12月3日水曜日

EOS5DmarkIIを車載カメラにしてみる


 昼過ぎにやっと届いたEOS 5D mark2、使えるようになってすぐに撮って出し。
 曲はigrek-Uさんのtired man を使わせていただきました。
 撮影時、既に陽は落ちかけていたのにも関わらず最初にAEロックをかけてしまったおかげで暗くなってしまったが、ビデオカメラと比べるとコントラストが高めで黒浮きが見られない描写は非常に美しい。
 このカメラの動画撮影機能はあくまでオマケとして付けられたのは明白で、やや使うに困る癖もあるが巧く使いこなせば十二分に業務用ビデオカメラを軽く凌駕する映像を得る事が出来る。
 ただし、一般的なシネカメラを超える受像素子のサイズは非常にピントにシビアでファインダーで確認出来ない程になっている上に、レンズの欠点がすぐにバレる恐ろしいカメラでもある。
 私の持っているレンズは全てデジタル一眼以前の設計なので、もはや安心して使えるものではないが現行のEFレンズもフルサイズ二千万画素に耐えられる程の性能は無いように思う。
 ついでに言うとAFの精度も少し甘く、ハイビジョンサイズでも開放付近でのピントは手動で合わせないと合わない。
 決してプロ機ではないこのカメラではプロ以上にシビアに見られる上にその声は大きい事が予想される。
(プロは仕事なので使用サイズで考えるからドットバイドットで見る様なあまり意味の無い事はやらない)
 キャノンはレンズシステムやAF等の基準を一段上げなければならないだろう。